ミャンマーのインターネット使用料金は1カ月約2億5,000~3億米ドル(=約277億~332億円)と予測されており、ドル高と景気悪化の要因の一つと言われている。
ラカイン州民族問題省のゾーエーマウン大臣が、8月15日開催の「デジタル時代の就職機会調査会」で話した。
全国で携帯電話用SIMカード使用者数は約1,900万人、そのうち65%がモバイルインターネットを使用している。
1人当たり1カ月のデータ使用量は平均5.6GB。
ミャンマーは、アジア太平洋地域における近年の通信分野の発展が最も進んだ国であり、フェイスブック使用率トップ国リストにも入っている。
モバイル通信の市場規模が拡大するなか、現在、外資を含む4社が市場でシェア争いをしている。
SIMカードの発行枚数は既に人口を超えているが、利用者数は約1,900万人。全国民の35%前後(3人に1人)にあたる。
モバイルインターネット利用者がSIMカード利用者の65%なので、全国民の25%弱(4人に1人)が、利用している計算になる。
それだけ多くの人が、携帯電話を利用してインターネットを利用しているのが、ミャンマーの現状だ。
この数字は、ミャンマー全土を対象にした場合であり、ヤンゴンを見れば、その数字はもっと高いだろうし、若い人に絞れば、さらに数値は上がるだろう。
いずれにせよ、ミャンマーの通信市場が急拡大していることは間違いない。
ECサイトや求人サイト、ウェブメディアなど、プラットフォームをオンライン上に設けた各種事業も、徐々に伸びはじめ、プレーヤーが固まりつつある分野もある。
しかし、さらに、伸び続けることは間違いはなく、まだまだチャンスの多い分野であることは間違いなさそうだ。