新たな規制緩和の動き。ミャンマーで生産される21品目について、外国企業にも輸出を許可する見通し。

輸出分野において、農産物や鉱産物などミャンマーで生産される21品目の輸出を外国人事業主にまもなく許可することを、4月27日に行われた会談で経済・貿易省のタンミン連邦大臣が発表した。

同大臣は「外国人事業主がミャンマーの生産物を買い付けて直接販売できるようにするため、輸出許可を与える」と話した。

21品目についての詳細はまだ公表されていない。4月27日の会談に出席したミャンマー・コメ連盟のイェーミンアウン代表は「農業従事者の市場がさらに拓けるので良いこと。
投資分野への関心が下がらないよう、貿易許可と投資を結びつけて事業を行う必要がある」とコメント。

これまで、輸出入ライセンスに関しては、ミャンマー企業のみに許可されており、一部を除き、外国人事業主には許可されていない。

そんな中で、今回、21品目の輸出を外国人事業主に対しても許可することが発表された。

まだ詳細こそ発表されていないが、外国人事業主として、輸出ができるようになれば、日系商社などもようやく本格的にミャンマーで営業活動ができるようになることが予想される。

貿易事業を核として、新たな事業展開が発生することにも期待できるため、長期的な好影響にも期待したい。

関連記事

  1. タイでデング熱が大流行中 出張やレジャーの際には感染症情報と自衛の確認…

  2. ヨーロッパ商工会議所がマンダレーに拠点開設し、経済発展のための覚書締結…

  3. 【ミャンマー】1カ月のインターネット使用料金が約3億ドル。市場規模…

  4. 食品ごみで発電。シンガポール国立大学寮にスマホ充電施設

  5. 日系設計事務所WORKLOUNGE03‐ オーストラリア人共同とベトナ…

  6. 絶え間ない経済成長と労働環境から見るベトナムのアパレル産業の光と闇

  7. ヤマトHD、ミャンマー進出。小口配送マーケットへの進出も視野に。

  8. B-EN-Gの「mcframe」がタイで中堅製造業の競争力強化のための…

最近の記事 おすすめ記事

CATEGORIES

ARCHIVES

LINE