日本経済新聞社とIHSマークイットが発表した2019年2月のアセアン製造業 PMI(購買担当者景気指数)によると、対象7カ国の中でミャンマーがトップであり、ミャンマーの製造業が大きく発展して いることが分かった。
各国のPMIはそれぞれ、ミャンマー:53.1、フィリピン:51.9、ベトナム:51.2、インドネシア:50.1、タイ:49.9、マレーシア:47.6、シンガポール:45.1。
ミャンマーのPMIは 2018年3月と4月にトップであったが、景気の減速と共に5月から継続的に減少し、7月~9月には7カ国中最低となった。
その後インフレ率が減少した影響で、10月から再びPMIが上昇。
製造分野における需要増加により雇用も増加したという。
また、建設分野における新規事業開発が企業の発展を推進したと考えられる。
ミャンマー・チャット安などの影響で一時は大きく落ち込んだが、為替相場も一定程度落ち着きはじめ、需要が増加したことで、活性化している。
乾季に入り、建設現場が動き出したことも影響して経済は上向いている。半年ほどで、低迷から脱したミャンマー。
ミャンマーの勢いを象徴するかのような動きで、まだまだミャンマー成長の勢いは止まらなさそうだ。