ミャンマー消費者問題局は、消費者が苦情をモバイルアプリ経由で申告できると発表した。
同アプリはプレー・ストアで無料ダウンロードできるという。
同アプリは、英語とミャンマー語で表示可能で、消費者問題局の詳細情報、企業が遵守すべき規則、消費者法、消費者権利保護中央委員会の発表事項と基本的な消費者権利などが閲覧できる。
さらに、同アプリに食品医薬品局(FDA)が使用禁止にした日常製品、食品、家電製品、建築用品、子供向け用品、おもちゃ、農業用化学的薬品のリストも表示されている。
商品購入の前に事前確認 すべきである基本事項も掲載されている。
ミャンマーでは、国民の多くがスマートフォンを保有していることから、情報発信や情報収集のプラットフォームとしてスマートフォンを選ぶ事が最も効率的な方法。
ミャンマーではFacebookを利用する人が圧倒的に多いため、企業や政府機関でさえも、Facebookを利用して情報を発信いるのが現状。
スマートフォンを保有していない人もいるが、それは新聞やテレビに関しても同様であり、情報にアクセスできない人は一定数存在してしまう。
そうした中、スマートフォンのアプリを消費者問題のプラットフォームにしようという流れが今後の注目。