日本もスポンサーに カンボジアには「日本雇用のための介護訓練施設」がオープン

介護技術以外に日本語習得も カンボジアに介護訓練施設設立

センソク地区のカンボジア日本技術研究所(Phnom Penh Thmey コミューン)にて、カンボジア初となる「日本で雇用するための介護訓練施設」がオープンしたことが話題となっています。同施設は初学期に160人のカンボジア人労働者を訓練することが決定しています。場所はプノンペンSen Sok地区Thmey自治体で設立となります。

同施設は従来より研修生のための奨学金を設置する予定であり、スポンサーとして日本は300万ドルの寄付をしています。訓練の中では高齢者の介護技術だけではなく、情報技術、心理学、および日本語などのスキルを学ぶことができます。

「愛と思いやりを」日本国内での研修も

同研究所の石橋英一所長によりますと、160人の訓練者は2年間介護についての勉強を行います。その後日本に渡り、高齢者の介護をするために就労することになるとのことです。6ヶ月から1年の研修期間が過ぎた後、充分に日本語が話せるとされた研修生は日本に送られ、現地で研修を続行するプログラムも。

カンボジアには若者が多いことから、二歩の高齢者を介護するために訓練することが日本の就労そのものに役立つと考えられます。石橋所長は「高齢者を、愛と思いやりで世話するように彼らを訓練していきます」と語りました。

またサムヘン労働大臣は、「私たちはカンボジアを、高齢者介護のための人的資源と技術を備えた国にしたいと考えている」と述べ、日本の支援に感謝下上で「高齢者の世話を専門とする介護士は日本だけでなく、カンボジアの高齢者を世話するためにも貴重なものになるだろう。」と話しています。

カンボジア国内の高齢問題の解決策としても期待

教育省のサメディ・シヴァタナ国務次官補によりますと「高齢者の介護はカンボジアで重要なテーマであり、カンボジアでの高齢者人口は今後20年間で7%増加する」と指摘しています。同氏は「日本出身の専門家が教師となり、労働者を訓練するでしょう」とのことです。

事実、カンボジアでは2015年にはカンボジア人の60歳以上の数は111万人。これはカンボジアの人口の15.3%を占めます。さらにはカンボジア国内のシニア層の数は2030年までに200万人近くにのぼり、カンボジア人総人口は1810万人まで増加すると予想されています。

これを受けて同施設は、日本での雇用をサポートするためのものだけではなく、カンボジア国内における高齢化の問題に対する解決方法の一石であるとして期待が高まっています。

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