タイでモーターウェイ(高速道路)が続々と完成
タイ交通局によりますと、2019年の予算で進めるプロジェクトとして、建設中のモーターウェイである「パタヤーマプタプット」の202億バーツ(2019年中に完成)、 同じく建設中の「バンパインーコラート」の846億バーツ(2020年完成)、同じくモーターウェイ「バンヤイーカンチャナブリー」の556億バーツ(2021年完成)、 さらには地方の高速鉄道、チラ通りーコンケンの243億バーツ(2019年完成)、マプカバオーチラ通りの264億バーツ(2023年完成)が見込まれています。
タイ国内においてはモーターウェイが次々と建設と完成を目指していく方針です。そのほか、バンコクの高架路線等では、バンスー~フアマーク、バンスー~フアランポーンの500億バーツが1~3月に入札。タオプーン~ラーブラナの770億バーツなどが予定されています。
タイ陸運局がデジタル免許証を導入も利用不可
このように交通インフラの大きな成長が見込まれているタイですが、タイ陸運局は2019年1月15日より、デジタル運転免許証「DLT Smart License」を導入していることも注目されています。スマートフォンで運転免許証を表示できるようになりましたが、実際に利用可能になるまではまだ時間がかかりそうです。
報道によるとタイ警察は「DLT Smart License」が導入された1月15日になって、法改正が行われるまで、デジタル運転免許証は認めないと発表しました。これまで通り運転時に通常の運転免許証を所持していなければ、現行の法律に則って罰金が科されることになります。
なおデジタル運転免許証については、現在の交通法の改正案に含まれており、1月17日に行われる暫定議会で審議されるとのこと。 「DLT Smart License」の利用ですが、Android端末を利用している場合は、Google Playストアの“国”がタイになっていなければインストールはできません。なお“国”の変更は年に一回のみとなります。また“国”をタイに変更した場合、日本のアプリがインストールできない場合があります。
またバンコク首都ケインの路線バスの運賃は、エアコン付きバスは現在11バーツから21バーツですが、12バーツから24バーツに値上げとなります。エアコンなしバスは現在6.5バーツですが、7.5バーツに値上げになります。 今回のバス運賃値上げは、2018年12月14日の中央陸上輸送管理委員会の決議により合意されました。