認定NPO法人ジャパンハートがクラウドファンディングを開始
認定NPO法人ジャパンハートは、カンボジア初の小児固形がんの手術、治療を行う「ジャパンハートこども医療センター」を運営しています。長期ボランティア(栄養管理部マネージャー)として活動を支える料理人の野村さん(23歳、大阪府吹田市出身)は、子どもたちに衛生的で安全な食を提供するため、4月1日からクラウドファンディングを開始しています。
日本では小児がんの生存率が約80%と言われていますが、貧困のため治療の継続が難しい、また適切な治療を受けることが難しいという理由で、カンボジアでは約80%の子どもが命を落としていると言われています。カンボジアの小児がんの子どもたちの治療、手術を行っているジャパンハートでは、さらに「食」の面から子どもたちの治療を支え、命を救うため「給食センター」の建設を進めており、2019年6月の完成を予定しています。
Readyfor VOYAGE「がんと闘う子どもたちを“食”で支える。病院給食を提供したい!
- 実施期間:2019年4月1日(月)~5月31日(金)23時まで
- 目標金額:300万円
- URL:https://readyfor.jp/projects/19733
「All or Nothing」でのクラウドファンディングを実施予定のため、5月31日(金)23時までに目標の300万円が達成できた場合にのみ、支援が確定します。またカンボジアの食や栄養の現状、またその課題解決に取り組む活動を知るためのレポート等も纏められていますのでぜひご覧ください。
- 栄養管理部マネージャー 野村のTwitterアカウントはこちら
https://mobile.twitter.com/tomkbd51■活動レポート「給食センター、ついに着工」
https://japanvolunteer.org/report/cambodia181228/■活動レポート「子どもたちに安全な食事を届けたい」
https://japanvolunteer.org/report/cambodia190121/
給食センターの建設費用や必要備品にかかる費用は目処が立っていますが、肝心の「子どもたちに食事を提供する資金」については残念ながらまだ十分とは言えないとのことです。今回のクラウドファンディングはその「食事提供資金」としての募りであり、寄付を通して子どもたちの命を支える病院給食を提供するためものであります。
直接的な医療行為だけではなく「食」の面から子どもたちの命を支えることが、がんと闘う子どもたちには、手術や抗がん剤治療と同じくらいに大切なことだと言えるでしょう。ぜひご紹介したURLから詳細をご覧ください。