ミャンマー初の5G技術センターを、オレドーとノキアが協力してヤンゴン技術大学に開設したとレドーが発表した。 同大学の通信ディプロマクラスに通う学生は同センターでノキアの最新技術などを学ぶことができる。
ヤンゴン技術大学の学長は「ノキアの技術が課程に含まれること、建物の支援もしてくれたことは有難い」とコメント。
5Gとは、第5世代移動通信システムのことであり、規格化が進行中の次世代無線通信システム。
M2MやIoT、ウェアラブル端末の普及などで通信量が急増する中、これまでの4G以上に高速でデータ通信ができる規格。
つい4年前まで、ミャンマーの通信環境は非常に悪かった。
2014年 夏頃まで3G回線の整備もままならず、電話くらいしかできない状況だった。2014年8月にライセンスを付与された外資2社のサービス開始後、一気に状況が改善されはじめ、2017年6月には 4G(LTE)回線が利用できるまでになった。
今では、ASEAN内でも トップクラスのモバイル通信環境となっている。そんなミャンマーで、次なる規格5Gの技術センターがヤンゴン市内の大学内に開設された。
モバイル通信環境については、あっという間に国際水準に追いついたミャンマー。5Gで先んじる可能性もありそうだ。