小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の販売代理店である KPO は、同航空機のデモ飛行をヤンゴンとネピドーで実施したと発表した。
ホンダジェットはアメリカ製の7人乗り小型旅客機で、時速 400 マイル(=約 644 キロメートル)で距離 1,200 マイル(=約 1,931 キロメートル)、高度4万 3,000 フィート(=約 13 キロメートル)まで飛行でき、 価格は約 500 万米ドル(=約5億 6,500 万円)だという。今年 11 月4日、初めてミャンマーに到着。ネピドー、ヤンゴン以外の都市でもデモ飛行 を計画しているという。
ミャンマーにおける小型ジェット機市場の成長を見込み、複数のヘリコプター・航空機会社がミャンマーでデモ飛行を行っている。今年 10 月にブラジル航空機メーカーのエンブラエルが新型航空機 をヤンゴン国際空港で紹介したほか、アメリカのベル・ヘリコプターもヘリコプターのデモ飛行をヤンゴンとネピドーで実施した。
ホンダジェットは軽量小型ビジネスジェット機の出荷数としては、2017年に世界No.1を達成しており、世界中で人気を集めている。その機体が、ミャンマーにも来ており、既にデモ飛行を行なったとのことで、さらには、他の都市でもでも飛行を計画しているという。ひょっとしたら、ヤンゴンの空をホンダジェットが飛び回る光景が日常的になるかもしれない。