ミャンマー第2の都市マンダレーにおいて北欧企業2社によるIoT技術の実証実験が成功。スマートシティに向け大きな前進。

テレノールとエリクソンが協力して11月にマンダレーで行ったIoT技術実験が成功したことが12月10日に明らかになった。

同技術は、街灯を必要な時のみ点灯できるようにすることや明るさの切り替えを自動にできるようにする技術。
実験では、運輸車両の運転制御や自動調査などを実施した。この技術の発展により、メーター計器、駐車場検索システム、ごみ収集システム、都市建設向けの環境調査システム、運輸サービス、環境管理に関するアプリが登場し、さらにレベルの高いサービスが実施できるようになるという。

エリクソン・ミャンマーのエリック・チーマーCEO は「教育、健康、輸送、商品生産、環境発展、住宅 建設、インフラに使用する設備、道路安全をより良くする機会が手に入る」と語った。

今年9月、通信会社オレドーもノキアと協力し、IoT技術を用いてヤンゴン市の環境汚染に関する実験を行った。

 

東南アジア未来のスマートシティ10都市に選ばれている、マンダレーでIoT技術実験が行われ、成功したとの報道。テレノールとエリクソンの北欧企業2社の共同により行われた実験は無事、成功に終わったようだ。今回の成功を受けて、マンダレーは一気にスマートシティ化に向けて動き出すことができる。

ミャンマーでは2014年以降、急速に通信インフラの整備が進んだため、IoT技術を応用した各種取り組みの土台はできあがっている。
それが今回の実証実験成功に繋がったのだろう。

ミャンマー・マンダレーで「世界初」が生まれる可能性にも期待をしたい。

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