2018年10月から、日本や韓国からの観光客に対してビザ免除を行なっているミャンマーだが、ミャンマーホテル・観光省は、ドイツ・フランス・イタリアに対してビザの緩和を行うために準備をすすめ
ていることを明らかにした。
同省の担当者は「特に観光客の多いドイツ・フランス・イタリアの関係局にビザ緩和を提案した。
ビザの緩和は、年内にも可能だろう」とコメント。
現在、中国とインドにアライバルビザを発行しており、韓国と日本には観光ビザを免除している。
同政策によって、対象国からの観光客が増加しているという。
今年1月には、観光客38万人以上が訪れ、昨年の同時期と比べ21%増加した。
ビザ緩和の効果か、少しずつ観光客も増加しているようで、次なる一手として欧州の3カ国を対象に動き出した様子。
こうした動きを見ると、ミャンマー政府は観光客誘致に力を入れる方針であることが見て取れる。
ロヒンギャ問題等で、客足が遠のいている部分もあるが、巻き返しを狙い、積極的に動き出している。
実は、国内各所に魅力的な観光資源が多いミャンマー。
世界から多くの観光客が訪れるようになり、観光面でもミャンマーが盛り上がることに期待したい。