ヤンゴン市開発委員会、フランス企業およびミャンマー企業の合弁会社FMI Decaux 社は、ヤンゴン管区内のバス停留所 500 カ所を近代化する計画を明らかにした。
同計画は6月末に開始し、18 カ月以内に完了予定。建設費として 1,300 万米ドル(=約 14 億 4,000 万円)が利用される。同社はこの計画のため、20 年間の営業を許可されており、バス停留所の管理や 清掃などを行う。
ヤンゴン管区内には 2,000 カ所のバス停留所があり、第1段階として 500 カ所が外国投資により近代化され、残りはヤンゴン市開発委員会が実施していく予定。新たなバス停留所には、 USB ポートやバスの到着時間を掲示するシステムなどが設置されるという。
ヤンゴンのバス停留所、近代化へ。ヤンゴンバスサービスは、2017年1月から大きく変わった。路線の大幅変更など、当初は混乱も多発していた。少しずつ改善が行われ、最近では、空港〜ヤンゴン市内を 500ks(約 40円)で結ぶバスも動き出した。また料金支払いシステムも、キャッシュレスに変わる予定で、導入に向けた最終段階にある。
路線バスには、GPSが搭載されており、システム上はどこにバスがいるの確認もできるようになっている。バス停が近代化することで、バスの到着時間が掲示されるシステムなども導入される、とのこと。
それに合わせ、広告も表示される事になるだろう。1年半以内で、500ヵ所のバス停が近代化する、とのこと。1年半後に、バス停が見違えるものに変わっていれば、ヤンゴンの町並み全体の印象も大きく変わる事になるだろう。
一般市民の主要な交通手段であるバス、そして、バス停の変化を通じて、渋滞緩和等にも繋がっていくことを期待したい。