「インスタ映え」の海外旅行。日本人だけの価値観ではなかった!
「インスタ映え」を狙っての海外旅行、あなたはどう思いますか?写真の映りを気にするよりも、もっと光景そのものを記憶に焼き付ければいいのに……と思いますか?それとも、写真映えという価値観や感受性を通して旅行を満喫する、という楽しみ方を前向きに受け入れますか?日本では良い意味でも時に悪い意味でも使われる「インスタ映え」ですが、これは何も日本人だけの感性ではないのです。
世界最大のオンライン宿泊予約サイト Booking.com (ブッキング・ドットコム)の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表:アダム・ブラウンステイン 以下:ブッキング・ドットコム)は、世界中のトラベラーを対象として「旅先でのオシャレ」に関する調査を実地しました。また今回の調査では、海外旅行とSNSの関係性に関するデータで興味深い結果が分かりました。
(対象国:オーストラリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、日本、中国、ブラジル、インド、アメリカ、イギリス、ニュージーランド、タイ、ロシア、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、デンマーク、香港、クロアチア、インドネシア、台湾、メキシコ、オランダ、スウェーデン、シンガポール、コロンビア、イスラエル、韓国有効回答サンプル:2万1,500名。)
日本よりも世界の旅行者の方が、荷造り段階から「写真映え」を気にしてる!
「SNSへの写真投稿が旅行の目的」とする若い旅行者が激増している昨今。その最中、世界の旅行者の2.5人に1人(43%)が、「SNSの投稿写真のために旅先でオシャレをしている」ことが調査により判明しました。
その中でも日本人では、5人に1人(18%)が「インスタ映え」のために旅先でオシャレを楽しんでいることが分かりました。さらに世界中のトラベラーの3人に1人(33%)が「SNSへの投稿」を意識した荷造りをしている一方、日本では5人に1人(16%)が「SNSへの投稿」を意識した荷造りをしていることも判明。
このことから、日本よりも世界の方が、旅行の準備の段階からすでに「インスタ映え」を意識していることが分かりました。SNS映え狙いの海外旅行への意識は、日本よりも世界の人々の方がより高かったのです。
微妙に違う!「世界」と「日本」の参考ファッション媒体
また調査に回答した外国人トラベラーによると、「旅行先へのファッションに影響を与えているもの」として回答したもののトップは69%で「友人」。続いて60%で「家族」と、身近な人物を参考にしていることが分かります。
それに対して日本人は、同立1位の56%で「ファッション雑誌」か「テレビ番組」と回答。身近な人物ではなく、芸能人やモデル、インスタグラマーなどの影響力の高い人物・メディアを参考にする傾向があることが判明しました。またその中でも「インフルエンサーを参考にしている」と答えたトラベラーは、世界では37%、日本では39%。芸能人やモデルなどに加え、影響力の高い人物として名を挙げられています。