新しい技術を用いて操業開始する国内の企業5社が、パンディーヤのアクセラレータープログラムから2万5,000ドル(=約270万円)ずつ投資を受けたことが分かった。
投資を受けた企業は同プログラムからの投資金に加え、専門家からの6カ月のトレーニングや、場所も提供される。
同5社は、絵画作品をネット販売するAsiaArtConnect、建設業で人材紹介するHivephing、農民に安くて正確な農法を提供するHydroPlant、不動産サービスのNayYar、仕立ての個人店を持てない人が定期的な収入を得られるようにするOneSett。同プログラムは2016年から開始し、現在までに企業11社を成功させ、その内4社は国内外からの 投資を受け、ミャンマーのスタートアップ市場において、存在感を示している。
ミャンマーのスタートアップコミュニティの規模はそれほど大きくないのが現状だが、パンディーヤの存在はその中でも一際目立つ。
パンディーヤが運営するFounder Institute Yangon 出身企業の中には、日本人が立ち上げた企業もあり、ミャンマーでストレスに苦しむ人々をサポートするサービスを「MEEPYA TIKE」(日本語で「灯台」の意味)の名称で提供している。
パンディーヤは近年急速に通信環境の整備が進むミャンマーにおいて「Tech x ◯◯」企業を支援し、メンタリングや初期投資、投資家とのマッチングなどもサポートしている。