マイテルのゾーミンウー広報部長は、請求額の70%はデータ使用料金となっており、データ使用料金が高いため、データ使用量はラオスやカンボジアより少ないと述べた。
ベトナム、カンボジア、ラオスでは、データ使用料金は請求額の25%にとどまっている。
ミャンマーのデータ通信量は1カ月あたり4.5GB。一方、ラオスでは14GB、カンボジアでは10GBとなっている。
通信事業者市場へベトナム系のマイテルが参入し、通信料は1MBあたり1チャット(=0.07 円)に下落したが、利用者の収入に合わせて通信料をさらに引き下げる必要があると、マイテルは1月18日に発表した。
通信指示局のミョースエ局長は「通信料の設定価格は赤字であってはならず、過当競争となれば巡り巡って消費者に皺寄せが来る」と話した。
2018年夏頃に、マイテルが市場に参入したことで、固まりつつあった市場価格に新たな動きが生まれ、現在では1MB 1チャット程度になっている。
ミャンマーの通信量は1ヵ月あたり4.5GBのため、利用料金では4,608チャット(約323円)に相当する。
1日の最低賃金が4,800ks(約336円)で、ほぼ1日の賃金に相当する。
日本でも、月給20万円の人の日給はおよそ1万円換算。
この水準が高いのか低いのか、一概には語れないが、月に1万円ほど携帯料金を支払っていれば、同じような金額になる。
ミャンマーでは1ヶ月当4.5GB、ラオス14GB、カンボジア10GBといった比較の数字も大変興味深い。