フィリピン2019年の観光客増加に向け施設やイベント増加へ。サマル島への海底トンネルも内定に

フィリピン・ダバオ市の外国人旅行客を10%増加へ 展示会などをターゲット

ダバオ市観光局(Davao City Tourism Operations Office:以下、CTOO)のGenerose Tecson氏は、ダバオ市は2019年に約264万人の観光客を期待していると語りました。 2018年、ダバオ市には国内外から237万6,000人が訪れました。2018年10月から新たに就航されたキャセイパシフィック航空の香港線、そして12月から中国本土に就航を開始したアモイ航空など、ダバオ市と東アジアの主要都市を結ぶ航空路線が、2019年の訪問者数を押し上げると予想されています。

CTOOのデータによると、2018年にダバオを訪れた観光客の国別トップ3は、1位がアメリカ(19,572人)、次いで日本(11,903人)、そして中国(10,034人)の順となっています。 Tecson氏によると、ダバオ市が今後さらに多くの外国人を受け入れるためには、もっと多くのコンベンション施設が必要であるとのことです。さらに同氏は、昨年新たに複数のホテルが建設されているが、今年はさらに多くの会議やコンベンション、展示会をターゲットにしていると付け加えました。

フィリピン政府がダバオ市~サマル島を結ぶ海底トンネルの建設を計画

また国家経済開発庁(National Economic Development Authority)リージョンXIのMaria Lourdes Lim氏は、政府がダバオ市とサマル島を結ぶ海底トンネルの建設を検討していることを発表しています。

同氏は海底トンネルの建設について、トンネル建設は選択肢の一つではあるが、経済的、環境的、そして社会的影響などの側面から様々なことを慎重に調査、議論する必要があると強調しました。現段階では、2019年8月にOver Arup&Partners Hong Kong LTDが実現可能性調査を完了するまでは、何も明確にコメントすることはできないとのことです。

同プロジェクトは、ドゥテルテ政権が掲げる「ビルド・ビルド・ビルド」プログラムの下で、ミンダナオとヴィサヤ、ルソン島を陸上で結ぶというフィリピン政府のイニシアチブのひとつ。しかし、ダバオ市とサマール島間のパキプタン海峡(幅約1,000m)は、航空機の飛行経路内およびダバオ湾に入港する大型船の航路内にあるため、物理的な制限が問題とされています。

また、数十億ペソの予算を使用しトンネルを建設することで、ダバオ市とサマル島を結ぶことで経済的な改善がもたらされる可能性があるが、同プロジェクトにより影響を受ける多くの人々のサポートなどを含め、多くの課題が残っています。今後の政府の対応に注目が集まります。

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