越境ECサイト「SD export」、安価な航空輸送サービス「ECMS EXPRESS」の利用をアジアで拡大 物流の強化へ

株式会社ラクーン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小方 功)が運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる「SD export」は、昨年台湾と香港に導入した株式会社ECMSジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役:小松 英樹)の越境EC向け物流サービス「ECMS EXPRESS」の対応国を、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアにも拡大しました。
これにより物流量の最も多いアジアの6か国で配送手段にECMS EXPRESSが利用でき、船便と変わらない、またはそれ以下の配送料で、航空便での短納期配送を可能にします。

背景と概要

SD exportは、日本国内のメーカーと海外の企業・小売店が取引できるBtoBの越境ECサイトです。物流、決済等の海外販売に伴う煩雑な作業はSD exportがすべて代行するため、日本のメーカーは国内販売と変わらない作業で世界134ヵ国の海外小売店と取引できます。

一方、ECMS EXPRESSアジア向けECに特化した越境物流サービスです。地域をアジアに絞り、効率的な配送システムを構築したことで安価な運賃を実現しています。大手EC事業者をクライアントに抱え、Amazonの配送も受託しています。

SD exportは2017年4月よりECMS EXPRESSを台湾と香港で導入しました。いくつかある配送手段の中でも、安価な配送料で短納期配送を実現するECMS EXPRESSはユーザーからの需要が高く、現在台湾・香港いずれもユーザーの約90%が配送手段にECMS EXPRESSを選択しています。(2018年2月~4月のSD export販売データより)

SD exportのアジアでの流通額は昨年同期比137%増(2018年2月~4月のSD export販売データより)と拡大しています。また全流通額の約80%をアジアが占めています。そのような背景から、購入額の大きいアジア地域での物流の充実によって、SD exportの利便性を高めさらなる流通額拡大を狙います。

参照

SD export
http://www.superdelivery.com/en/
SD exportは卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の越境ECとなる輸出販売サービスで、日本国内のメーカーと海外の企業・小売店が取引できるBtoBの越境ECサイトです。メーカーは日本国内にあるスーパーデリバリー倉庫に商品を発送するだけで、世界134ヵ国の海外の小売店や企業と手軽に決済リスクのない取引をすることができます。商品掲載数は約23万点。約700社のメーカーが、世界31,000店舗への販路拡大ツールとして効果を発揮しています。(数字は全て2018年4月末現在)

株式会社ラクーン
代表者 :代表取締役社長 小方 功
所在地 :東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目14番14号
設立 :1995年9月
資本金 :834,227千円(2018年4月末時点)
株式 :東京証券取引所市場第一部上場 証券コード3031
URL : http://www.raccoon.ne.jp/

プレスリリースに関するお問合せ先
広報担当 有本/大久保
TEL:03-5652-1692  /  MAIL:pr@raccoon.ne.jp

 

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