中国企業参入によりバンコクの賃料が上昇中 新規建設も中国企業が大幅予約

バンコクの賃貸価格が軒並み上昇中

大手不動産コンサルティングのJLLによりますと、タイのバンコクでの賃貸オフィスビルについては、グレードAの物件は賃料が11.2%上がっています。また今後2019年末までには新規に全体で28万㎡供給されますが、そこには中国IT企業などの予約がすでに入っており、賃料は上昇傾向にあるとしています。 

グレードAの物件では平均、1カ月の賃料は1㎡当たり751バーツから824バーツに上がっていて、最も高い賃料はゲイソンビレッジとして完成し、ゲイソンプラザの横に建設されたゲイソンタワー。こちらは1㎡当たり1,350バーツの賃料になりあmす。続いてオークラホテルも入居しているパークベンチャー、こちらは1㎡当たり1,300バーツとなっています。

賃料上昇には中国企業の参入が影響

この賃料上昇の背景にあるのが中国企業の大幅な予約参入です。数ある海外企業の中でもとりわけ多い中国企業の予約の内訳としては、ITやオンラインビジネスでタイに投資をする企業が上昇中であるとのことです。

タイで労働許可証を持った上で働いている外国人は、1位は日本人、そして2位は23,880の中国人です。現在、バンコクで最も中国系の企業が借りる賃貸オフィスで人気があるのは、サトン、ラマ4世地区。これは中国中央銀行やHSBCなどの銀行関連が集まっているためだと考えられます。

続いて人気があるのは、中国大使館のあるラマ9世、ラチャダー地区。フアウェイなど多くのフロアを借りる企業や、その周辺の中小企業が多く参入しています。そして3番目に人気なのは、バンナーの交差点付近。これは近くに手頃な住まいがあるために、中国人が通いやすいからだと考えられます。特にピラットタワーなどは人気が高く、EECなどへも近いことが賃貸の決め手となっています。

中国人増加における賃貸料上昇はビジネス市場の影響に準じているものと考えられますので、通常の中国人韓国客が集まるスポットとはもちろん乖離があります。観光スポットで中国人が多いのはやはりチェンマイ。タイ国内でバンコクに次ぐ第二の都市として日本人観光客にも人気ですね。

チェンマイでは日本人の在住も多く、都市の中では比較的穏やかに過ごしやすい場所となっています。ですが観光マーケットにおいては日本と同じくタイにとっても中国人を取り込むことは重要であり、今後もバンコク同様に中国人観光客にスポットを当てた開発が進んでいくと考えられます。

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