6月20日『世界難民の日』タイ国境難民キャンプにてサッカーフェスティバル開催

シャンティ国際ボランティア会 サッカーイベントで子どもに夢を

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シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区)は、2000年からタイ国境にある7ヶ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプで図書館活動、絵本出版などの教育・文化支援の活動を実施しています。

620日(火)は【世界難民の日】。それに合わせ、タイ国境ウンピアム難民キャンプでにてサッカーフェスティバルを開催します。イベントには、福島県福島市出身でありジュビロ磐田でもプレイした経験を持ち、現在タイ在住の本田慎之介氏(Cilie Sports Clubコーチ)がコーチ役を兼任。難民キャンプの子どもたちへサッカー教室を行ないます。

同フェスティバルでは、

  • サッカー交流を通じて難民キャンプの人々を励まし、個々人の価値を尊重する精神を育む
  • 本田氏によるサッカーに関した絵本の読み聞かせを通じ、子どもたちに夢を持つこと、読書の大切さを伝えること

を目的としています。

タイ国境にあるミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

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1949年よりミャンマー(ビルマ)国内の少数民族の反政府勢力とミャンマー(ビルマ)軍事政権とによる対立が始まり、1975年以降、戦闘や人権侵害を逃れて人々がタイ側へ流出しました。現在は、タイ政府に正式に認められたミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(総面積53,767.6km²)が9ヵ所あり、10万人が暮らしています(MOI/UNHCR 2018年4月統計より)。

今回サッカーイベントを開催するウンピアム難民キャンプは、人口11,501人が暮らす難民キャンプ。 1984年に正式に難民キャンプが設立されてから34年が経ち、近年のミャンマー(ビルマ)国内の政治情勢の変化を受けて、難民帰還の兆しが見えてきています。ですが未だに多くの難民が将来への不安を抱えたまま暮らしています。

『世界難民の日』とは


2000年12月4日、国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とする旨が決議されています。この日は元々、アフリカ統一機構(OAU)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でした。ですが難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)をはじめとする国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日にするため、改めて制定されました。

ウンピアム難民キャンプ「サッカーフェスティバル」開催概要

タイトル:ウンピアム難民キャンプ「サッカーフェスティバル」 主催:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 メーソット事務所 共催:ウンピアム難民キャンプ委員会 Right To Play (基礎教育、スポーツ振興を推進する国際NGO、本部カナダ) 後援:在タイ日本大使館 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ 国際交流基金バンコク日本文化センター 事業認定:SPORT FOR TOMORROW 2020年までに官民連携のもと、開発途上国を中心とした100カ国・1000万人 以上を対象に推進されるスポーツ国際貢献事業であるSport for Tomorrowの 認定を受けています。

開催日: 2018年6月20日(水)9:00-16:00

会場: タイ国境 ウンピアム難民キャンプ(ターク県ポップラ郡)

特別ご招待: 本田慎之介氏(Cilie Sports Clubコーチ) 福島県福島市出身、現在はタイ在住。ジュビロ磐田でもプレイした経験を持つ。

内容:世界難民の日記念式典 図書館でのサッカー関連図書の読み聞かせ・交流会・ サッカー教室(青年の部、子どもの部)サッカー親善試合(子どもの部、大人の部)

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