巨大神像に金の冠 バリ28年ぶりの神像進捗 今年8月の完成目指す

バリの新しいランドマーク 完成迫る

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バリ州ジンバラン、バリ島南部GWK(ゲー・ウェー・カー)カルチュラルパークのガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像建設工事は、1990年に始まり28年目に突入。今月20日に像の中心部であるウィヌス神頭部に金色の冠が設置されました。完成後の高さは約121メートルまでに達し、バリ州の新しいランドマークとして期待されています。

今回注目されたウィスヌは、インド発祥の叙事詩である「ラーマーヤナ」に登場するヒンドゥー教の神。神鳥であるガルーダが翼を広げ、その上に乗っている姿が建造されています。神鳥ガルーダの翼は64メートルにも及び、その総重量は4000トンになる予定とされています。このウィヌス神とガルーダの2体だけでも高さ75メートル。これらが60メートルの台座の上に携えられる予定として建設が進んでいます。

完成後は世界で3番目に高い像へ

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彫刻家のニョアン・ヌアルタ氏は、着工当時から私財を投じてガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像建設に携わってきました。ニョアン氏によると「工事から既に28年が経ち、ずいぶん年をとってしまったが、像への情熱と理想はまだ尽きていない。バリの人々とインドネシア国民が誇れる像を作る」とのことです。

当像が完成すると、中国の魯山大仏やミャンマーのレイチュンセッチャー大仏に次いで世界で3番目に高い像となる予定です。

バリ島の新たな観光施設として期待

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同像は完成後は20m離れた場所からも観測することができ、クタ、ヌサドゥア、ウルワツやタナロットからも見ることが可能。さらに神像の内部は胸の高さまで登ることができ、そこからバリ島の全風景を見下ろすことができることから、新たな観光施設としても注目をされています。

当像の他公園内には大きな会議場やバンケットが併設されていて、レストラン数百人規模の大きなイベントを開催する施設やレストランなどもあり、曜日によってはバリ伝統の民族舞踏も楽しむことができるとして観光客に人気のスポット。同像の完成により、さらなる観光誘致が期待されます。

建設工事は1997年に資金難などの理由で一時中止とされていました。その際はウィスヌ神の胸像とガルーダ像の頭部が別々に展示されていましたが、5年前の2013年から工事が再開。現在の進捗率は全体の約70%とのことです。ニョアン氏は、独立記念日を向かえる今年の8月までの完成を目指しています。

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