タイ人旅行客、年内に100万人突破
日本政府観光局(JNTO)によると、タイ人の日本への旅行客数は今年1~6月で60万人を突破したとのことです。タイからの旅行客は年々増大しており、2018年においては今年中に100万人を突破することが確実と言われています。この場合、アセアンの中では始めて100万人を突破することになります。
タイなどのアジアでは、東京・関東圏内だけではなく札幌や名古屋への就航もできるようになりました。タイ人には中部地方へも人気があるので、渡日の急増にさらなる拍車をかけています。
また、来年はラグビーのワールドカップが開催予定であるとともに、2020年には東京オリンピックも開幕。これ大型の世界的イベントに伴ない、今年以上のタイ人旅行客の増加が期待されています。
タイ人含める外国人旅行客向けショッピングモールが増加!
それらに伴ない、日本国内ではタイ人を含めたアジア人旅行客をターゲットにした商業施設の建設が増加傾向にあります。日本に旅行に来る外交人向けの大型アウトレット店の増加は特に顕著であり、その中でも三井不動産による施設は既に日本国内に13店舗が展開されています。
三井アウトレットパーク木更津は、今年の10月にグランドオープンを迎えます。日本で最大規模のアウトレットショッピングモールとしての展開となり、広さは45,800㎡に及び、308ブランドが入居。近辺には海辺があり、まるでリゾート地でショッピングを楽しむ雰囲気を味わえます。
三井アウトレットパークに代表されるショッピングモールは、もちろん日本人もターゲットに含まれます。ですがさらに外国人にとってはTaxリファンドなどで税抜きで買えるのが大きなメリットであり、すでに羽田空港や東京駅、新宿駅などから直行高速バスも出ています。タイ人ら外国人観光客への新しい観光スポットになっていることは間違いないでしょう。
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三井不動産によると、タイ人の顧客は年々上昇傾向にあるとのこと。アウトレットパークへの外国人の入場は1位 中国、2位 香港、3位 台湾、4位 タイとなっています。ですが近い将来、タイが第3位になるとしています。タイ人が購入する商品での1番人気はオニツカタイガー。
タイのショップと比べると、日本の方が品揃えが良く安価なことから「オニツカタイガーを購入するために日本に来た」という観光客も多いほど。タイの国王陛下や芸能人らが履いていたことからタイ国民にとっても馴染みが深く、それらをより安価に購入できるアウトレットモールはまさに格好の観光スポットとなっています。