タイ有数の観光地、中国人観光客が激減し半分以下に。7月転覆事故の影響いまだ続く

パンガー湾中国人観光客が激減 収入は半分以下にも

 

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タイ有数の観光地であるパンガー県のパンガー湾。大小約160の島々が浮かび景観の美しさからも旅行客に人気のスポットとなっています。ですが現在、観光客の多くを占める中国人観光客が激減していることから、現地の観光業者の収入が減り継続が難しく窮地に立たされています。

原因となったのは7月に発生した転覆事故であることは明らかでしょう。従業員は以前は月給数万バーツを手にしていましたが、現在は数千バーツにまで落ち込むケースも珍しくありません。慢性的な仕事不足に陥っていて、100台ものボートが港に停泊したままになっています。観光業者は制服に対策を求めているとのことです。

7月に起きた国内史上最悪の転覆事故 責任なすりつけのイメージダウンも影響

タイでは7月に国内史上最悪規模の海難事故が起きたことも記憶に新しいかと思います。中国人観光客らを乗せた「フェニックス(Phoenix)号」が、同5日にアンダマン海を航海中に荒波による転覆で沈没。41人の死亡が確認され、その内全員が中国人観光客でした。

乗客乗員のうち48人は救命ボートに乗り込んだり海に飛び込んだりして生還したものの、40メートルの転覆した船内には子どもを抱いたまま息絶えた母親の遺体が発見されるなど悲痛な捜索となりました。さらにタイのプラウィット副首相が、中国のツアー運営会社を厳しく批判する発言をしたことも話題に。

後ほどこの発言に対しての謝罪があったものの、事故の原因を中国側に「なすりつけ」したような対応に中国人の国民感情が刺激されたことは明らかでしょう。後の謝罪も「タイの観光業に悪影響を与えかねない」という懸念からのものと見られる意見が多く、事故そのものも含めてこの影響は実際に現在のタイ観光業に色濃く残ってしまっていると考えられます。

 

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同県であるタックアトゥン市のスラクン港やカソーン港周辺は、以前は中国人観光客の人気スポットとして展開されていました。ですが現在は閑散としていて、宿泊施設の予約も乏しくなっています。7月の転覆事故以来、中国人観光客のキャンセルが次々と巻き起こり現在に至ります。

バスなどの公共機関や宿泊施設においては、予約が5~8割も激減。同湾の観光ボート会社給料低下を理由として転職をする人も少なくないとのことです。事業の継続が困難な最中で観光事業者の減少も見込まれ、政府の対応にも注目されます。

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