ダバオ市ケソン大通りがイスラム教徒の「ハラールフード」ストリートとして展開の兆し

イスラム教徒の「神に許された食べもの」ハラールフード

今世界的に話題を呼んでいる健康食品でもある「ハラールフード」をご存知でしょうか?ハラールフードはイスラム教徒たちの食べものであり、現在は取り扱う料理店も少ないです。

ハラールとは、イスラム教徒にとってモノや行動が「神に許されている」ということを示す考え方の1つです。神に従って生きるイスラム教徒の生活全般に関わる考え方であり、それらは食生活にももちろん影響してきます。食生活を含めた「許されたモノや行動」を含めハラールマーケットと称し、ハラールフードは厳格なイスラム教徒の教えの中で「神に許された食べもの」として親しまれます。

 

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イスラム教徒の教えの中で厳禁とされているもので有名なものは「豚肉」と「アルコール」などですね。ですがこれらもただ食さなければ良いというわけではなく、豚肉のエキスの入ったスープや豚が配合されている餌を食べた家畜もNGなど、非常に厳格な規律が敷かれています。

そんな中で「許された食べもの」として摂られるハラールフードの選び方は困難。その食べものが真のハラールフードであるかを示すため、専門機関による検査が行われる「ハラール認証」という制度も存在します。ですがそのハラール認証すらも「イスラム教徒(ムスリム)のオーナーまたはシェフが在籍している」「アルコールを販売しない」「提供しているすべての食材・調味料がハラルフードである」などの厳しい検査基準があるのです。

ダバオ市内に「ハラールフードストリート」が発案

 

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ダバオ市商工会議所(Davao City Chamber of Commerce and Industry, Inc.)は、このハラールフード基いハラール食品を取り扱うフードスポットとして、ダバオ市の海岸沿いに立地するケソン大通りを発展させていくことを提案しました。

同会議所のArturo M. Milan会頭は、11月末日に行われた記者会見の際に「ケソン大通りにはたくさんのイスラム教徒が住んでいること、多くのイスラム教徒たちが観光先でダバオ市を頻繁に訪問している」と説明しました。

またハラール食品はすでに戒律の垣根を越えつつあり、消費市場も存在しています。そこでケソン大通りを「ハラールフードが満喫できるフードスポット」として発展させていくことで、地元の収益にも繋がると考えられます。

安全基準を満たしつつ観光客にも注目のスポットへ

新たに飲食店が増えるに連れて懸念される安全基準ですが、ダバオ市が衛生基準を満たした露天・料理店に対してのみ営業許可を与えることで解決していきます。フードスポットそのものの安全性や信頼性を保障することで、観光客に対してもアプローチしていきます。

今までは限られた一部の人しか嗜むことの無かったハラールフードですが、今回の発案をきっかけとして市民・観光客がより気軽に、そして身近にイスラム教徒のソウルフードであるハラールフードを楽しめるでしょう。キソン大通りもダバオ市内の新たな観光名所として発展が期待されます。

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